はじめに

特定非営利活動法人紙飛行機サイエンスは…

紙飛行機を核に、子どもから大人・熟年層までを広く対象にした
紙飛行機教室やイベント、サイエンス・エンターテイメントなどの
開催や指導を通して、科学技術の振興、子どもの健全育成、および
世代を超えたコミュニケーションの活性化に寄与することを目的としています。




「NPO・紙飛行機サイエンス」設立によせて

日本紙飛行機協会 会長 二宮康明(工学博士)

 この度の「特定非営利活動法人 紙飛行機サイエンス」の設立にあたり、心よりお祝い致します。
 紙飛行機は、紙と接着剤を素材に、はさみを使って自由な発想で、短時間に作り上げるという、「モノつくり」の楽しさがあります。また、広い原っぱで青空の下で、出来上がった紙飛行機を飛ばす楽しさもあります。更に、紙飛行機を飛ばすことで原っぱを歩き回り、健康促進にも大きな効果があります。そして、紙飛行機を通じて、多くの人たちとの交流もでき、その楽しさもあります。
その中でも、子どもたちには紙飛行機を通じて、「モノつくり」への興味と科学する目を醸成することは特に、重要なことです。紙飛行機に出会い、成長するにつれ航空宇宙への夢を抱き、社会人となって航空業界や研究機関で活躍している方々も数多くいます。
 このような紙飛行機を多くの人々に経験し、楽しんでいただくためには紙飛行機教室や紙飛行機イベントなどが有効です。紙飛行機の普及を主に活動する「特定非営利活動法人 紙飛行機サイエンス」は、まさに“子どもたちの理科離れ”に対する取り組みであり、頼もしく思います。また、壮年・熟年の方々の健康にも役立つものです。
 日本紙飛行機協会が主催するジャパンカップ全日本紙飛行機選手権大会で活躍された方々が中心となって、「紙飛行機サイエンス」が設立されたことも、喜ばしいことと思っています。これからの「紙飛行機サイエンス」の事業活動と活躍に大いに期待しています。

以上




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